2011年6月29日
いつまで頑張る?
妻はもう意識のない状態。呼吸も荒く手足が冷えています。ただ、荒いながらも比較的規則的に呼吸しているようにみえ、身体は最後まで生きることに挑んでいるようです。
18日はまだ会話らしい会話が出来ていましたが、その日を境に急激に体調は落ち込んだように思います。26日にはもうなかば夢の中にいるようでした。それでも娘の手を握り愛おしそうに撫でながら何事か必死に語っていました。
次男が左手を握りしめながら一緒に妻の語ることに聞き入ってましたが、私は背後でじっと見つめていました。私が手をぎゅっと握りしめたときは握り返しながら右手を振りました。いつものバイバイなんですが、どんな思いで振っているのか涙が出そうでした。
息子が「母さんから」と妻の語った言葉をメールで送ってくれました。口で話すより確実に形に残せると思ったのでしょう。耳の悪い私を慮ってくれたのかも。
なんて書いてあったか? それは言えません。私の一生の宝物です!
投稿者 Nao7 : 18時20分 ふらふら日記 281コメント(2)
»追記
6月30日、午前1時57分に妻の呼吸は停止。享年62歳。1年9カ月間の病(胃癌)との闘いも終わりました。今はもうただただ安らかにと願うばかりです。
妻と過ごした44年の生活は夢か幻か? と思いながらも、子供たちの顔を見ると、妻が確かにこの世に生きていたんだという事実に圧倒されます。
長い間一緒に過ごしてくれて、ありがとう!ありがとう!
投稿者 Nao7 : 2011年7月1日 23時19分
2011年6月25日
ルーチンな毎日

朝5時ごろに目をさまし、呼吸器を外してカニューレに変える。しばらくぼんやりとしていると眠くなるの7時ごろまで眠る。それから起きだして朝食の準備。朝食といってもトーストに目玉焼きとコーヒーといった簡単なもの。米飯とみそ汁の日もあるが目玉焼きは必須(^^;
昨日はカミさんの見舞いに行った。暑い日が続き3日も間があくと心配になる。14日に一緒に写真を撮ったりしたが、18日あたりを境に会話能力が落ちている。昨日も顔を見て数分もしないうちに「眠いからもう帰っていいよ」ときた。
痛みを緩和するために新しい薬を使ったようで、効果はあるが眠くてたまらないと。現状で効果のある薬には副作用はつきもので、眠いのは避けようもないことか。ぽつりぽつりと会話をするのもしんどそうで、これでは見舞いを遠慮したくなるのも当然という気もする。
昨年の5月に兄や姉が集まってくれたのが楽しかったから、私はそれで十分満足。いま無理に会いに来なくてもいい。そうカミさんは言うが、聞いてる私にはかなり堪える。それは「独りで静かにしていたい」ということなのかと。
そうそう、目玉焼きですが、実はお皿に乗っけてチンするんです。600Wで40秒。もちろん黄身が爆発しないように楊枝でツンツンとやっときます。プラスチック製の皿のサイズに合うフタも必須ですね。
味ですか? うーん、カミさんの焼いてくれるほうがはるかに美味いです(笑)
投稿者 Nao7 : 11時59分 ふらふら日記 280コメント(0)
2011年6月14日
おそろいでカニューレ
一日中酸素用カニューレを着けていると実に鬱陶しい。寝転がってテレビを見ているうちはいいが、何かしようと立ち上がるとき無意識にカニューレを外そうとする。外そうとして気付いては「はぁ・・」とため息。眼鏡じゃないんだよね(^^;
6日は病院だったが酸素ボンベの残り量を気にしながら歩くのも不愉快。不愉快だけど使わなければすぐにアップアップと金魚呼吸するのは分かり切ったこと。仕方がないか(^^; 血圧は141/70と動いたあとに測ったので高め。血液をサラサラにする薬を増量ということで診察は終了。そのあとお世話になったリハビリ科の先生方に挨拶して帰宅。
5日にカミさんの姉夫妻が訪ねてきました。私のブログを読んで心配になったのでしょう。カミさんの身を案じて下さるのはありがたいのですが、子供たちに電話であれこれ聞くのはやめていただきたい。子供たちは同居していないのですから、実際の状況は分かるわけがないのです。「もうブログにお母さんのことは書くな」と怒られました。私は別にやり場の無い気持ちを書いているわけではなく、カミさんを知る人に近況報告をしているつもりですが、子供たちには鬱憤晴らしと思われているようで、だからと言って・・やはり書くしかないですね。
カミさんは私と同じ6日に診察を受けました。出かけた時間は違うのに、何故か殆ど同時に帰宅。8日には入院です。10日に息子たちと見舞い、医師から治療方針を聞きました。治療といっても体力低下を覚悟で腹水を抜くぐらいしかありません。あとはモルヒネで痛みを止めるくらいでしょう。二人っきりになったとき、カミさんはポツリと「私はもう長くないみたいね」と言った。私はゆっくり、ほんの少しだけ頷き、黙って顔を見つめるばかり。
今日の午後様子を見に行くと、お腹の膨らみが増したようでカニューレから酸素を補給して大儀そうだった。苦しいなら腹水を抜いて少しでも楽になったほうがいいんじゃないか。私がそう言うと、実は遅くとも金曜日には腹水を抜く予定とか。そのほうがいいねとは言ったが、病気が快復するわけではないのが何とも悔しい。金曜日あたり、また様子を見に行くとしましょう。
夫婦並んでカニューレ着けて撮影したが、そんな姿はアップできないねえ(^^;
投稿者 Nao7 : 18時49分 ふらふら日記 279コメント(0)